情報が溢れる今の時代。
常に「買うべき理由」だけが垂れ流しです。
本来、目を背けてはいけない情報はそこから零れ落ちています。
子供の足が速くなる「瞬足」
産後の骨盤矯正を依頼されるママには小学生の子供さんも多いです。そしてお約束の「瞬足」を履いているお子さんも多い。
「履くだけで足が速くなる」
足が速いという事が大きな価値となる小学生には最高の道具と言えるでしょう。
殆どのママが「何で速くなるか」は知らない
子供に瞬足を買ってあげているママはとても多いですが、その一方で「瞬足」がどうして速くなるのかを知っているママは殆どいませんでした。
- 非対称ソール
この存在自体知らなかったのです。だから「50m走」の徒競走で瞬足を履いている子供が沢山います。
そして子供さんも親御さんも皆こう仰います。
「ホンマに瞬足を履いたら速くなってんって!」
このリアルは結構溢れています。
瞬足はこういう事
- 本来、コーナー(左回り)の瞬間だけ爆発的な効果を発揮する靴
- 日常履きを前提にした作りではない
- 応用:トラック競技の場合、直線は弱くコーナーは強くなる二面性。
瞬足は「運動会でもっと速く走りたい」と願う子供、「コーナーで転倒しやすい子供」をサポートする為に開発された「運動会の徒競走」用のシューズです。
謳い文句は「コーナーで差をつけろ!」なのです。直線では全く差がつきません。むしろ差が縮まりかねない。
伝えると皆「ええ!」とビックリされる
瞬足を履く事で早くなる仕組みを伝え、そのデメリットについても伝えると「ええ!!!」と誰もが驚きます。そして我が子の足首を心配されます。
ママは「良かれ」と思って子供に瞬足を買ってあげているのです。表に出てくる情報を素直に信じて。
瞬足の場合は表に出していない訳ではないのですが、表記がわかりにくい様な気がします。今では非対称ソールでも日常履きは問題ない、といった書き方もしていますし。
情報社会は結構怖い
インターネット掲示板の「2ちゃんねる」を運営していた西村ひろゆきさんは「嘘を嘘と見抜けない人にインターネットを使いこなすのは難しい」と言った事がありました。
瞬足の情報に「嘘」がある訳では無いのですが「良い事、買うに足る理由」だけが基本的には提供されています。それは商売事の鉄則です。
都合の良い情報を鵜呑みにして信じて買う。それが巡り巡って思い掛けない結末を招く事も少なくありません。
そんな時、決まって出てくるのは「それだけが原因とは限らない」という責任の押し付け合いです。
噛み砕いて情報を提供するという事も役割になる
この瞬足の件、別件では「五本指ソックス」や「着圧サポーター」「補正下着」等についても同様の状況にありました。
情報の溢れる今の世の中において「健康」という立ち位置から冷静に情報を噛み砕いて伝えるという事も施術家の役割として重要になってきたんだなと痛感しました。
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