産後の骨盤には2種類ある
自然分娩か帝王切開か
するべき事は全然違う
産後の骨盤は2種類のタイプに分かれる
これは本当です。
骨盤の状態が、というより「身体の状態」が全く別物になりますので施術も全く別になります。
同じ施術をしたら帝王切開のママは大変なことになります。
1.自然分娩の場合
自然分娩は基本的に生理現象ですので、骨盤の歪みは余り気にする必要はありません。
確かに大きな負担が骨盤に掛かりますが、母体がしっかり受け止めきっています。
- 恥骨が痛い
- 尾骨が痛い
- 軽い尿漏れがする
産後の症状は様々ですが、ママが心配される様な「後遺症」的な何かが残る事は稀です。少なくとも僕自身は出会ったことがありません。産後の症状に怯える必要は無いのです。何故なら「産後だから起こっている」だけですから。
自然分娩で症状が長期間残っている場合、
- 相当適当な骨盤矯正を受けた
- 全身のバランスを調整してもらっていない
- 出産後、生活の中に変化を投げ込んでいない
このいずれかです。
自然分娩のママの身体は小さな刺激や変化でも十分に反応をしてくれます。
だから自然分娩のママは産後の骨盤矯正が1~2回で済むのです。
2.帝王切開の場合
帝王切開で出産をされたママの場合、産道経由ではないので骨盤自体がどうこうというケースは稀です。
勿論、骨盤にも負担は掛かっていますが、それ以上に「メスが入った」事による身体全体への影響がとにかく大きいです。ママ自身も気付かれていない場合が多いですが、検査をしたらビックリするくらいに身体が変わっています。
ですので、帝王切開の場合は骨盤を矯正する事よりも「メスによって変わった身体」を正しく理解をしたうえで、失ったものを取り戻していく作業の方が重要となります。
自然分娩のママに必要なのが「産後の骨盤矯正」であるなら、帝王切開のママに必要なものは「産後ケア」です。同じ出産を経た身体であっても必要とする施術は全く別物となります。
自然分娩による骨盤と、帝王切開による骨盤は「同列の骨盤ではない」という事です。
3.何か変だよ産後の骨盤矯正
現在、産後の骨盤矯正ビジネスは
- 自然分娩が10回1セット
- 帝王切開の場合は1セット以上
これが一般論となっています。
殆どのママが「帝王切開だから仕方ないよね」と納得して1セット以上に取り組む訳ですが、そもそもの「自然分娩が10回1セット」自体がおかしいのです。
帝王切開は自然分娩より大変だから、という論理に焦点を当てる事で「自然分娩の10回1セットはそもそもどうなの?」という議論が棚上げとなります。
ちょっとした言葉遊びなのですが、これが絶大な効果を発揮しているのが正に「今」なのです。
不安や焦りを誘う「今がチャンス」「今しかない」「取り返しがつかなくなる前に」といった文言に心が揺れる事も多いでしょうが、冷静になってください。
自然分娩の骨盤矯正は1~2回もあれば十分ですから。大丈夫、皆さんの骨盤はそんなにヤワではありません。
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